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DogMan下馬出張所 / SHIGETOMO EGASHIRA

GOOSE BLESS YOU

June 11, 2013









gooseを知っていてくれたみなさまへ 



先日はお忙しいところgooseに会いにきてくれて本当にありがとうございました。
お花やメールやメッセージもありがとうございました。
とてもとても嬉しかったし、心の支えになりました。

桜が満開になった土曜日の朝、gooseを無事にDogMan犬や仲間たちがたくさんいる
虹の橋へ送ることができました。
いただいたたくさんのお花やメッセージと写真と手紙、途中で迷わないよう
DogManカレンダーの13枚目・看板犬勢揃いのグリーンの壁紙も一緒に。

ビビリの弱虫で賑やかなことが大嫌いなgooseのくせに、最期の時まで果敢に治療を受け入れて
頑張り、必然なのか定休日のDogManでたくさんの人と犬とお花でゆっくりお別れをしてもらい
翌朝、晴れて桜も人もいっぱいの駒沢公園から旅立ちました。

木曜日は看板犬としてみんなに挨拶をして、金曜日には怪しいおばさん覚悟で散歩が大好きだったgooseを
こっそりスリングに入れて公園を一周しながら私と2人きりの別れの時間をくれて
夜には家族でゆっくり過ごさせてくれて・・・私が一番好きな穏やかで忘れられない季節に。
やる時はやる犬だったのだと今さらながら気づかされとても頼もしく感じました。
さすが小ちゃな大型犬goose。


私にとってgooseは人生で初めての宝物でした。
みなさんからしたら変な犬だったと思いますが、彼が仔犬の頃から私にとっては
こんなに芸術的に美しい生き物(私にとっては。笑)と一緒にいられることを夢のように
感じていました。
溺愛ゆえの私の飼い方のせいで'できないオトコ'に育ってしまいgooseにはホント申し訳
なかったですが、そんなgooseでもみなさんの記憶にも残る不思議な魅力を持っていました。
唯一無二の存在感に、普通は飼うことなんてできない未知の野生動物を捕獲して共に暮らしている
ような、一体私は何と暮らしているんだ?なんて気持ちになったことも幾度もありました。
E.T.みたいに、いつかはこの生き物をお帰ししないとならない日が来ることを覚悟しないと
いけないと思っていたものです。



偶然にも今朝、家族が読んでいた小説にこんな文章がありました。
名器と言われる特別で貴重な楽器を修理しているドイツの楽器店の女社長の言葉です。


「いつかこう思うようになったの。美は一時的に神から預かっているに過ぎない。
ある偶然からひと時ともに過ごす時間を与えられたことに深く感謝し
また美の国へお返しするだけなんだと。
本物の美は人間の住む国とは別の国からの預かりものだと思うの。時間限定のね。」

「心の底から美しさに揺り動かされる体験って個人的体験であって実は個人的体験では
ないような気がするの。」

「本物の美しい楽器と過ごす時間と同じで、人と過ごす時間の輝きも
それが取り換えのきかない真実のものなら、
それはやはり別の美の国からのひと時の預かりものなんじゃないかな、と思うの。
個人のものじゃなくて。」

「変わったり消滅したりするのは人間の方で、その時間の輝きは何も変わらずそのまま
別の国で生き続けているの。またその輝きが誰かに預けられるまで。」





これは正にgooseのことっ!!と思いっきり共感してしまいましたが
よくよく考えてみたらこれはgooseだけでなく私のまわりにいてくれる友達や仲間、家族・・・
いや、色んなこと全てに通じる深い言葉なんだと思いました。

もしかしたらみなさんにとっても同じく当てはまる、大切な犬や人やモノやコトetc...
があるのではないでしょうか。





全ての出逢いと時間は奇跡的で尊いものだということを改めてgooseが最後に教えて
くれたように感じました。



急なことでなんとかかんとか一通り終えることができましたが、ふとした瞬間に色々な
気持ちが湧き出てきます。
正直たくさん後悔もありますが、これもきちんと受け止めて前に進もうと思います。



お役目を果たしたと思っているのかの様な本当にかわいい赤ちゃんのような顔をして
旅立ってくれたgooseに応えて。

そしてまた次にgooseに会える日を楽しみに、頑張ります。





gooseを可愛がって、笑って、作って、知っていてくれて本当にありがとうございました。




心からの感謝とお礼です。




みなさんと犬たちとの幸せな時間と想い出が長く続きますように。








mio & goose















CIMG9192.jpg








































dog bless you.

























Profile

江頭重知(エガシラ・シゲトモ)

DogMan / DogMan-ia 代表 ☆ トリマー

1971年長崎県生まれ。ムクムクの雑種犬クマとたわむれ育ち、6才で銀行員の父の転勤により駒沢へ。専門学校在学中に出会った愛犬・ナッティーのアンティークテディベアをイメージした「ナッティーカット」が地元で評判となる。それはのちにプードルの「テディベアカット」として一大ブームに。

フリーとして活動後、1997年世田谷区下馬に《DogMan》オープン。
2003年目黒区のHotel CLASKA 1Fに移転。
「犬を通して人も幸せにしたい」という店名の由来を共に目指してきた信頼する若きスタッフ達にDogManを託し、2008年その原点に戻るべく下馬の旧店舗を《DogMan-ia》として再スタート。
初心忘るべからずな日々。

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