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EDITOR'S BACK STAGE / NORIAKI MORIGUCHI

with respect

June 01, 2011

先日、ぼーっと英国のスター誕生こと「ブリテンズ・ゴット・タレント」を観ていた。

空手を始めたちょい太っちょの兄弟が出てきて
曲に乗せて板を割っていく。

小さい頃から
その手のたぐいのTVショーを観てきた
日本人からすると何らすごくはないが、会場は湧いている。

ただ、個人的になんとなく、違和感があった。
そしてそれは、ここの厳しい審査員の指摘により、自分のなかで明快となる。


審査員『板に対する、リスペクトは?』


そう、これだ。
そもそも空手家というものは、
闘いやカタの前にお辞儀をする。
つうか、柔道だって剣道だって合気道だって相撲だって、
何かしらの礼儀を払う。

感じていた違和感とは、
そう、ずばりモノに対するリスペクトの無さだ。






イギリスに来ると、生活に不自由に感じる人もいるかもしれない。
ウォシュレットのないトイレ、すぐお湯が切れる水道など。

ただ、生活するうちにそんなことにも慣れ、
現代日本が快適過ぎる(too comfotable)と、マインドは変わる。


ヨーロッパと日本では
豊かさの基準が決定的に違う。

ひとつの例だが
建物だってクルマだって、女性に対する愛だって、
永く使う、永く愛することのほうを美徳としている。

永く愛用することに価値を見いだせるからこそ、
モノに対するリスペクトがある。



イギリスに住んでいるのに、
かつ元々すごく豊かな文化のある日本に生まれたはずなのに、
こういう価値がまだ理解できていない人に会うと
すごく残念に思う。

そして、
なるだけどんな人にも同じように接しようと思っているけど
モノに対するリスペクトが欠けている人には
あまり長く一緒にいたいと思わなくなった。



別に武道から学ばなくたってさ。

小さい頃、
野菜を残したらさ。

「一生懸命、野菜を作ってくれた農家の人を考えなさい」

って教わったこと、なかったのかな。




でね。
まぁ、こんな至極日記的、内面カミングアウト的な駄文ブログはおいといて、
今日コロンビアの友達に、
衝撃的な伝統的なスポーツの話を聞きました。


「ウマに乗って、ウシのシッポを引っ張って、ウシを転ばせたら勝ち、
っていうスポーツがあるんだ」


ウソだろ?
とんでもないスポーツだ。
と思ってYOUTUBEで捜したら、ほんとにあった。


これはきっと、僕らにとってのリトマス紙。


“違和感”を感じれるか感じれないかは、アナタ次第です(c都市伝説)。







Profile

EDITOR'S BACK STAGE

森口徳昭(モリグチ・ノリアキ)


いろいろな雑誌編集部に育ててもらいました。
30歳を機にロンドン留学、帰国。
これからはフリーエディター、ライター、スタイリスト、デザイナー、、、
マルチを良しとしない、日本の風潮と闘いつつ、活動していきます。越えろ、タイラー・ブリュレ。


noriaki.moriguchi@gmail.com

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