タランティーノの『デスプルーフ』と
ロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー』の2編に加え
実在しない映画の予告編4つを加えた
いまや2007年の奇跡と言われる
『グラインドハウス』。
そのなんちゃって予告編群の中で
その断トツの破壊力で「これを映画にしろよ!」と
世界を歯ぎしりさせた『MACHETE』が
嘘から出たマコト的映画となって
いよいよ今週のウイークエンド、全米公開される。
ロドリゲス映画であることが最大の心配だけど
監督は別みたいだし
主演はメキシカンダニー・トレホのまま、
そして
ロバート・デ・ニーロやスティーブン・セガール、
ドン・ジョンソンと濃すぎるメンズに加え
ジェシカ・アルバ(ビッチ!)と
ミシェル・ロドリゲス(アイパッチ!)に
リンジー・ローハン(尼!)までいう
考えられる最高のガールズトリオまでが加わって
これはもう
ロドリゲス最高の映画となりますようにと
ただ祈るしかない。
というわけで
とりあえずこのよく出来たトレイラーを何度も観ながら
公開を待ちましょう。
それにしてもジェシカ。
基本的には
いつまでたってもこういう映画に出てくれて
本当に嬉しいよね。
おれがジェシカに求めてるのは
こういう役なんだからさ!!
AKB、スマイレージ、KARA、少女時代、モモクロ・・。
ついに来たアイドルグループ戦国時代だけど
80年代のソロアイドル黄金時代に青春を送ったおっさんとしては
やっぱり
ソロアイドルに出てきてほしい。
僕のイメージは
ちょっとぽっちゃりめの女の子で
たとえばこんな感じの曲でいいんじゃない?
NYにいる友だちから
昨日はGovernors Islandのコンサートに
フェリーで行ってきたというメールがきた。
あのスヌープとローリン・ヒルが出て
それはもう素晴らしい時間だったらしいのだけど
(そりゃそうだよ)
それとは別に
同じウィークエンドに
ソーホー近くのCity Hall Parkでやっていた
地味なJ&R Fesも行きたかったと書いてあって
そっちにはどうも
僕の愛するLeela James嬢が登場していたらしいので
さっそく探してみたら
そのライブ映像がフルUPされていた。
リーラは、
公称年齢20代後半とはとても思えない
クラシックなソウルマナーを完璧に体得した
R&Bシンガーで
(ぜったい年ごまかしてる気がする)
歌、パフォーマンスすべて
ソウルエモーション溢れまくりなうえに
顔もめちゃ可愛ゆすで好み。
さらにはい。
この巨乳を通り越したボリューミーバディ!
2ヶ月前にビルボード東京で観たばかりなのに
これを観てたらまたライブが観たくなってしょうがない。
今年初めには名門Staxに移籍、
6月に出た最新アルバム。
こっちは前レーベルと
Stax移籍の間に発表されたカバー集。
いわゆるインディーズ作品だけど
こんなのまでとってもいい。
こうしてみると
なんかジャケットやアー写に
本人の可愛さがまったく反映されてないのが気になるけど
まあそういう売り方ではないのだろう。
そしてこれが最高のライブ盤。
か、神が降りとります!
エチカの鏡で
矢田亜希子が
タモリがひとりでブラブラ散歩するというのを聞いて
「えーっ!タモリさんがですか〜!?」
とマジ驚きをしてた。
これだけじゃなく
全編こんなとんちんかんな感じで
この人は自分の可愛いさだけを便りに
何もよけいなことは考えることなく
まちがってもけっして
サブカル方面なんかにアンテナを伸ばすことなく
この世界に安住し続けてきたんだな
とあらためて思った。
(そりゃあ押尾にころっといってしまうのもしょうがない)
それはそれで
なんだか僕なんかにしてみればすごいことで
そっちのほうがいいに決まってるけど
そういう生き方も今はたいへんだよなあと
人生で初めて
矢田亜希子に興味を持つ。
そんな日曜夜。
渋谷Bunkamuraで観た『ブリューゲル版画の世界』が
まったく予想を超えた素晴らしさで
今もしびれっぱなしでジンジンしている。
こんなに若者が詰めかけているのも
若沖なんかに近い
ブリューゲルのオタク気質を
強烈に感じ取っているからだ、という
赤瀬川原平さんの指摘もよくわかる
濃密に異端な空気感。
若沖というよりは
(なぜならとにかく魑魅魍魎がいっぱいだから)
そしてその人間と
奇々怪々が共存するという世界観こそは
水木しげる先生にももちろん共通するのだが
それよりもそう、
諸星大二郎先生の世界観、
なかでも僕のいちばん愛してやまない
『栞と紙魚子』シリーズにがつんと直結していて
観ているあいだもずっと体中がムズムズしていた。
肝の座った女子高生二人を主人公に
胃の頭町を舞台に
コズミックホラー(宇宙的恐怖)の神話を現代に移植した
コメディともホラーともつかない
諸星大二郎的としかいいようのない世界。
そこにうようよと集う
へんてこな生きものたち。
猫(おっさん)のボリス、
その対立関係にあるヨグ、
クトルーちゃん(魚から女の子に変身する途中のポニョそっくり!)
そしてとくに
月夜の晩に増殖し、すぐ佃煮にされて食べられてしまう
ムルムル!!!!
彼らとへんな人間たちが
対立するでもなく
淡々と共存する
よくわからない世界。
僕にとって
これこそがあらまほしき世界です。