
December 02, 2008
いま発売中の「ヤンジャン」の表紙を飾る
橘麗美ちゃん。
制コレ準グランプリと
日テレジェニック2008という
二冠を制した期待の大器である。
そんな麗美ちゃんが『妄撮☆Gold』では
ガソリンスタンドの
ちょっと元ヤン風バイトに扮して
〈モーサツ〉されてくれてます。
個人的に
汗水流して働いている女の子ほど
魅力的な存在はいないと思う。
モテとか考える状況にないときほど
女の子は内に秘めた魅力が
本物のフェロモンとして最大限に外に分泌する。
だから
逆にいちばん萎えるのは
男ウケを全面的にアピールする
CamCanやJJ的な「愛され」ファッション。
あと
あれ
謝恩会ファッションっていうんでしょうか?
結婚式の二次会のファッションとか。
あの
キャバ嬢にしか見えないワンピと
よくわからないショールと
がっちりセットされたヘア。
あれ、よくわからん。
みんな同じ人にしか見えんしの。
おそらく、
何事も
アピールされすぎたり
お膳立てされすぎるとつまらない
ということだ。
その意味で最上級に女の子が輝くのは
やはり
男ウケをいっさい考える余裕のない状況
=働いているとき
ですね。
それも「なぜ?」と思えるくらいの
女っ気のない
過酷な状況 だとさらにいい。
スーパーの店員とか
工事現場とか
タクシーの運転手とか。
吉野家の店員なんて
もう最上級だろう。
朝早い吉野家で
「ん?」というちょっと可愛いコが
「大盛り」とか「ツユダク」とかの
アホな男どもの注文に余裕なく応えて
必死に働いてる姿に会うと
何か神々しさすら覚える。
「十人並み程度に可愛い」くらいなら
余裕で
「長澤まさみくらいに可愛い・・」
スポーツ美少女が輝いて見えるのも
同じマジックだと思う。
さらに個人的に言えば
宮崎駿の描く女の子が魅力的なのも
その発展形に間違いない。
彼女たちはみな凛々しく
媚なんてなく
着飾ったりメイクしたりなんかもせず
ただ脇目もくれず
誰かや何かのために、働き、闘う。
その横顔には
男ウケが忍び込む隙間なんて1ミリもない。
ある種
男が無限に妄想を羽ばたかせられる
無垢なる白いキャンバスだ。
身なりなんか気にせず
傷つくことも恐れず
自分すら捨てて風の谷を守る
ナウシカなんて、
そんな妄想キャンバスの究極形だ。
![]()
『妄撮☆Gold』
12/12発売/¥1680(税込)/講談社


小林司(コバヤシ・ツカサ)
出版社勤務。東京の下町に生まれる。
2006年、NY帰りの天才フォトグラファーTommy氏と出会い、「妄撮(モーサツ)」と名付けシリーズをスタート。以後、「妄撮」を日々地道にプロデュース。ごく稀にユニットTommy&Kobbyを名乗る。
「妄想」シリーズはオムニバスの『妄撮 モーサツ』『妄撮☆Gold』『妄撮Blue』の ほか、『大堀恵×妄撮』『読モーサツ』『ちび妄撮』『妄撮シールブック』『鈴木凛×妄 撮』が発売中。2009年末発売のアプリ「妄撮 for iPhone」は、日本、中国、韓国、香港のエンタメ部 門で1位になるも、米アップルにより配信停止中。近々復活予定。
ananで不定期連載中のコラボ企画「妄撮男子」も春頃には書籍化予定。
他に、最近では『かすみひろ果穂写真集 お2人旅』『水原希子フォトブック KIKO』 など。
仕事の問い合わせ、このブログに対する感想や苦情などは、
ts-kobayashi@kodansha.co.jpまでお気軽にどうぞ。twitterは@mosatsu_pでやってます。


