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24Hours妄撮LIFE / TSUKASA KOBAYASHI

このところ連続して

「ティーンネイジマインドはやっぱり素晴らしい」

魂が震えるように思えた
素晴らしい映画に出会えたので

そのことを少し書きます。



ひとつめは
『ビル・カニンガム&ニューヨーク』

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詳しい内容は時間ないので↓

ニューヨーク・タイムズ紙で人気ファッションコラムと社交コラムを担当する名物フォトグラファー、ビル・カニンガムを追ったドキュメンタリー。50年以上にわたりニューヨークの街角で毎日ファッショントレンドを撮影し、ニューヨーカーたちに愛されているカニンガム。しかし、親しい業界人ですら、そのプライベートを知る者はほとんどいないといわれている。そんなカニンガムに2年間にわたり密着し、カニンガムの知られざる私生活や仕事ぶりを映し出す。
eiga.comより


もうつべこべ言わないけど

とにかく

これ元気出るんだよ!

元気が出るんだよ!!

(大切なことなので2回言ったよ)

65691.jpg



ファッション業界の話ではあるけど
これはどんな人の人生にお置き換え可能ないきざまの記録で

この映画が素晴らしいとこは

つまり
人間はいつまでたってもティーンエイジャーでいられるってこと。

billcunningham.jpg



「年相応」という言葉は
とてもいい言葉なんだけど
どこかで実にくだらない言葉だと思っていて

だって

20歳も40歳も60歳も100歳も
はっきり言ってあんた

宇宙レベルじゃそんな差塵みたいなもんだよ!
(宇宙レベル持ち出したら全部終わりだけどさ!)



20になったからおとなとか
30になったからもう結婚しなきゃとか
50になったら老けこまなきゃとか

誰が決めたんですか?なんて青臭いこと言いませんよ。

でもまあ要するにそんなこと
ほんとはたいしたことじゃないんです。




よく若いくせに
僕は25で一回転職して(ステップアップして)
30で起業して...とかクソみたいな人生設計してるバカいるけど

ほんとクソだよなあれ。


あと「仕事術」とか読んだりするの大好きで
そんな講演聴きにいったり(そのあいだ働こう?)
時短とかライフハックとかお経のように唱えてみたり

ネットやガジェットを神様だと思ってるから魂も足も身体も使わない


編集者だってそう。

ろくに飲みにも行かず、女の子と遊ぶわけでもなく、
世の面白ごと(映画館でもロックでもアイドルでもフェスでも芝居でもプロレスでもストリップでもジャズでもサッカーでも歌舞伎でもクラブでもなんでもいいけど)に
夢中になって足を運ぶこともないくせに
(なぜならそれは非効率だからだ)

情報収集して観た気になって

そのくせ仲間で集まって悦にひたり
「ヒットの条件」とか
「自分の仕事術」とか
大昔の手柄にしがみついてたいそうに講演で語ったりする。



ええ、話がだんだんずれていってるのはひしひしとわかってますよ...

ただ言わせてください。

要はおまえやおまえのことだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ほんと、神も仏もないよアーメン。





ビル・カニンガムというおじいちゃん
(要は、自分の衣食住すらほとんど後回しに、雨の日も風の日も、
NYの街角でファッションスナップを撮り続けてうん十年。
ついにはあのVOGUEのアナ・ウィンターほかそうそうたるファッション業界人からも一目置かれる存在になってしまったおじいちゃん)


いっさいそんな
効率を求めたり、自分を着飾ることをしない。

Bill Cunningham.jpg



ビルはまずもって自分を語らない。

聞かれなきゃそもそもなにも語らないし
つまりシャイだ。シャイは正義だ
語ったところでちょっと狂ってるし
属さないし、群れないし
ひとめ気にして格好よくなんかしないし
人生設計まるでないし
ましてや答えなんて死ぬまで出ないからただひたすら毎日戦っている

ただ目の前の好きなことだけを見て
好きなことだけど考えて。

bill-cunningham-new-york-2-shoes.jpg

DSC_4607.JPG



そして
気づくと恋愛するひますらなく(事実関係不明だけどこの映画見る限りそうとしか思えないのですね...)

たまたま80歳を超えてしまった
というだけだ。

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ぼくは極論してしまえば

ティーンエイジャーでなければ人間生きてる意味ない
とさえ思ってる。


そして本来
人間なんて死ぬまでなにもわからないはずだから

すべての人間はティーンエイジャーだと思っている。





ティーンエイジマインドの素晴らしいのは

ときに(というか基本いつも)傲慢だけど
いつだって「自分は何者にもなっていない」という
謙虚さに支えられてることだ。


だから当然いらいらもするけど

それはいつだって
自分だけのニューフロンティアを探してるからだ。





自分が「何者か」になったような顔して生きたくないし

いくつになろうがどこにも辿り着いてすらないしと思ってるし

なにかをわかったふりして生きたくないし

ビルが言ってたように「この世の文明がある限り」、
ただ謙虚に、
自分だけのニューフロンティアを探し続けて人生を終えたいと思うんだよ。


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ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」の最後はこうだ。


And don't ever look back
Don't ever look back
(そして決して振り返らないで。
決して振り返らないで)










Profile

小林司(コバヤシ・ツカサ)

出版社勤務。
2006年、NY帰りの天才フォトグラファーTommy氏と出会い、「妄撮(モーサツ)」と名付けシリーズをスタート。以後「妄撮」をプロデュースしたり(稀にユニットTommy&Kobbyを名乗る)、女の子本を中心に編集したりの日々。

「妄想」シリーズはオムニバスの『妄撮』『妄撮☆Gold』『妄撮Blue』『妄撮chocolate』。ほかに『大堀恵×妄撮』『読モーサツ』『ちび妄撮』『妄撮シールブック』『鈴木凛×妄撮』『FREECELL特別号 アキバ妄撮』『妄撮男子』で、最新刊は『吉木りさ×妄撮 リア充だけがハッピーじゃない』。
「妄撮 for iPhone」は、日、中、韓、香港でエンタメ部 門1位になるも、米アップルにより配信停止中。「妄撮 for Android chapter1」発売中。

妄撮シリーズ以外では『水原希子フォトブック KIKO』『AAA伊藤千晃 cherche』『二階堂ふみフォトブック 進級できるかな。』『杉原杏璃 30 vole de kyaa』などを編集。

ほかに今年から新しい時代にふさわしい個性的な女の子を発掘するオーディション「ミスiD(アイドル)」を開催。第一回めの「ミスiD2013」はグランプリ玉城ティナ(現在ViViモデル)、ほかに大場はるか、夏絵紘実、木下綾菜、塚本那彩、西田藍。

仕事の問い合わせ、このブログに対する感想や疑問、はげましなどは、ts-kobayashi@kodansha.co.jpまでお気軽にどうぞ。twitterは@mosatsu_pでやってます。


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