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FABULOUS NY / YUMI KOMATSU

花王 愛の劇場2

August 23, 2016



ドア開けたら、ソファでテレビ観てる・・・女がいるのです。
大雪だったから女の家に行ってたかと思ったけど、こっちかよ。まさか早速連れ込むとは。

今思えば、家でやってないってのは嘘で絶対に前から連れ込んでたわね。。。




「こちらはカイラ、こちらはユミ」


ご丁寧にまあ、紹介下さるんですのね。



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目が泳ぎながらハーイって言った後、諸々契約の話をしようと思ったら


まだパッキングしてなかった私の鍋やグラスやら諸々が使われているのを目の当たりにして
はじめて怒りが噴出。



これもー! 

あれもー!! 

それもーー!!!


ア    タ    シ    のだろが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



砂場でスコップを争う3歳児のごとくコマ毛ブチ切れ。



バスルームだってコマンの歯ブラシやら化粧品やらが普通に置いたままだったけど、
気にならないっすか、そうですか。



「ちょっとアンタ、アタシのクローゼット触ったんじゃないだろね?」



女1「ノーノー。あ、あなた達二人で話合ったほうがいいから、私オイトマします」

コマ毛 心の声(ソウソウ。コノオンナ、バカデハナイナ)




アノ男「待って、帰んなくていいから! アンタ帰れ」



毛「引っ越しの目処が立たないから作業するわ。アンタが一緒に行けば?」



文字にするとなんと殺伐とした会話でしょうか。




結局アノ男はコートを手にリビングで立ち尽くしたまま。薬も効かないのでしょうか。




コマ毛、キッチンで色々と整理しながらブチ切れて

シンクにワイン流す。
「ああーーストップ!!!」

キャビネットで見つけた見知らぬ新品トリュフオイル流す。
「ああーーーーーーーストップ!!!!」

使われたグラスを捨てる
「あーーーーーーーーー投げないで!!!!!」


いや投げるなら包丁だから。



毛「で、あのブスは料理するんか?」


アノ男「いや、全然料理できなかった」


・・・・お前も料理しないくせに洒落こんでトリュフオイル買ったのか。
くっ 悔しい!



シンクから放たれるトリュフの強烈な香り。
トリュフってあまりに使いすぎると、とっても下品な香りになるのね。
キッチンがお下品な香りに包まれ、情けなさが漂う。



「なんで、女を探そうって思い立ってあんなの選んだの?なにかスペシャルなとこあんの?」



「・・・優しいから」



「She is just kindってバカ? 世間の人だいたい優しいから。
 あんなのと一緒にいてもアンタがダサく見えるだけだけど」



コマンがブスで意地悪というのは棚に上げまくり。
いやね、これがカワイイ子だったら完膚なきまでに打ちのめされたのだろうけど、
まったく印象に残らないただの白人女性だったのよ。
ブス呼ばわりしたのは同族嫌悪ってことよ。ブスほどブスって言葉使うからね。




・・・いやでも、あたしよりブスだったわよ。あれは。
◯イト・スペードのポシェットとか喜々として持っちゃうタイプよ。




相手がブスだった方がショックじゃない? っていう意見もあったけれど、
あたし以上に自意識過剰なアノ男がイモくさいのを選んだって長続きするわけもなく、
コマお得意のイヤ汁目線を取り戻すことができるわけです。
実際に後日「あの子は背が低すぎる」という理由(だけじゃないだろうけど)ですぐ別れてるからね。




それからリビングのiPad開けたら Safariのページがジェシカ・シンプソンの靴のサイト。
田舎のティーンかよ。



「オーマイガーーーーーーーーーーーーーーーダ★サ★イ!!!!」


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この時のコマコ高笑いの図。




こんなところで靴を買うなんて、そうね優しい子だわ。いい子だわ。。。



「・・・必ず作業の時間を取るから、お願いだからもう今日は帰って」




「本当に優しい人は人を傷つけないけど、
 それってどうやったら何を言ったら人が一番傷つくか知ってるわけ。
 あたし、あの手この手であんたを苦しめることができてしまうのよねえ。
 こんなリスペクトのない仕打ちをされて、それでもベストフレンドでいろって? 無理よねえ」




「・・・アイ アム ソーリー」



「なんでそれを最初に言わないのよ」




鼻息フガフガのコマ毛ですが、引き上げる際、ロビーにいるドアマンにはしおらしく
「浮気されたから私もうここ出てくの。。。。」
さめざめと事の顛末を触れ込むことを忘れない。


「Oh really?(っていいながら野次馬の目)
 キミもてっきり家にいるんだと思ってて、あの子はキミらの友達だと思ってたよ。
 イヤーまさか信じられないな・・・・オーノー オーノー・・・で? ニヤニヤ」

次に戻ったときは別のドアマンやらハンディマンたちも皆知っててハグしてくれたんですから、
皆でやいのやいの楽しんでもらえたのでしょう。
そのうちの一人なんて
「ヤングレディと一緒だったからキミ宛の郵便物を彼に渡せなくってね」
とイラっとする余計な情報もぶっ込んでくるあたり完全にネタにしてたわね。






でも、このお別れ会が終わりそうで終わらないのです。
どんどんイヤ汁が染み出てくるの。








Profile

Yumi Komatsu

NYで日本のファッション誌などでライターを務める。最新のおしゃれスポットや流行ものをいち早く紹介。
取材依頼はこちらまで
yumi-komatsu@hotmail.com

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