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新美術世界 / MAHO KUBOTA

思い立って電話で予約を試みた「日本で一番予約がとりにくい宿」のひとつ、信州は須坂の仙仁温泉「花仙庵・岩の湯」。(HPはありません)
7月のとある平日に空きがあったのでともかく予約して出かけることに。
これまで何度も予約を試みてNGだったのでかなり嬉しい。

折角高原近くに出かけるのだからトレランデビューでもしようかとGoogle Mapとにらめっこするうち、宿からちょっと行ったところ、菅平高原の手前に「峰の原高原」というスキーリゾートがあることに気づく。
ここにどうやらランニングのクロスカントリーコースがあるみたい。

で、行ってきました。
まず宿。
シックです。期待以上のゆったり感。
今回は離れの「仙丹」というお部屋に。広い和室に次の間、そしてリビングもついてます。
部屋の前には滝の流れるお庭。

heya.jpg

この宿のなんといっても一番の特徴は洞窟風呂の温泉で、そっちに心引かれつつもまずは峰の原高原まで出かけます。車で20分ちょっと、山道をずっと行くと菅平に向かう途中、左に折れたあたりに峰の原高原のペンション街があって、でも夏はとても静か。
おそらく冬のスキーシーズンはもっと賑やかなんでしょうね。

標高1500メートルのところにあり、「高地トレーニングに最適」なんだとか。

course_1.jpg

高地トレーニングといえば陸上ではボルダー、昆明、サンモリッツなどが有名。
2000メートル越えぐらいのイメージでいたけれど、調べてみると「だいたい1,000メートル以上の標高が目安」なんだそう。
あのボルダーでも標高は1,655mなのね。(昆明はさすがに1,900mらしいが。)
じゃ、ここの1,500mといえば立派な高地か。

お、実業団の人たちらしきグループも練習している。
アフリカ系の女子選手もいるぞ。
ということで、「え、そんな本格的なんだ・・」とヘナチョコ市民ランナーとしては一瞬ひるんだが、

走ってみました。
コースの最初は気持ちよく下って行く緩い傾斜。
下界とはまったく違う涼しさ、澄んだ空気が清々しいので思わずハイスピードで飛び出しましたが・・

course_0.jpg

練習パートナーの夫に「速すぎるよ!」と言われてちょっとスピードダウン。

高地らしく、本州では高いところにしかない花なども咲いてます(確かそうだよね、この花)。

hana.jpg

下りきったところは開けたグラウンド。ここが唯一の広いフラット地点。
雲が下界にも見えるよ・・・。

course_2.jpg

雄大な自然の中を走るのはとても気持ちいいけれど、このコース、きつめの上り坂がふたつあって、ここへ来ると確かにかなりの負荷を感じる。
息がきれます。
やっぱ空気が薄いんだな、高地。
心拍数もバクバク、これまでに経験したことないくらいあがってるかな。
はー 、大丈夫なんだろうか?

course_3.jpg

結局この日は1周2キロを3周。
それ以上やれって言われたら、ちょっと泣いちゃったかも。
(いや、やれって言われればやるけどさ、)

きついながらでもしかし、とても魅力的なコースです。
名門・日清食品の陸上部や、早稲田大学の競争部なんかも合宿利用しているらしい。
でも私たちが行った時はごくごく空いてたのでエリートランナーに迷惑にならなくて良かった。

宿に戻って温泉で軽く汗を流してからまずは夕食。

dinner_1.jpg

この宿、御飯もかなりおいしいです。
地のものを中心にして山里料理でそれぞれ心をこめて作っている感じ。
地酒の「渓流」も良かったな。

御飯のあとは「洞窟露天風呂」。
いやびっくり。今まで九州や北海道の雄大な温泉なども経験したけれど、ここのこのお風呂はすごいです。写真なくてごめん、
でも写真では伝わらない。
温泉の概念をすっかり書き換えられるような名湯でした。
おかげで翌朝まで足に疲れは残らず、

翌朝も早起きして峰の原のクロスカントリーコースでひとっ走り。
(朝5:00amからやってるんだよ。私達が行ったのは7:30am。涼しいを通り越して寒いぐらい)
そのまま宿に帰って朝ご飯。

asagohan.jpg

その後貸し切りのお風呂でゆったり。
この宿、チェックアウト正午までOKなので本当にゆったりできます。
ちなみに魅力は
1. 温泉力
2. 空間のしつらえの趣味の良さ
3. 食事
あと、サービスも気持ちいいです。

パブリックスペースが点在していて趣味のよい本が沢山置いてある。今回は「走りにいく」のに忙しくて、あんまり本を眺める時間がなかったけれどできれば2泊ぐらいしてのんびりしたいですね。大人の宿です。

宿を出てから小布施まで。車で30分くらい。
小布施には私が世界で一番好きな蕎麦屋があります。

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「せきざわ」さん。

絶品の手挽きのそばがき
ほんのりと蕎麦の鶯色。

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お蕎麦の三味セットは「生粉打ち」「変わり」「粗挽き」の3種類。
「生粉打ち」も本当に本当に素晴らしいが、
今回は「変わり」の「紫蘇切り」も素晴らしいお蕎麦で感激しました。

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仕事のアートを除けば
3大大好きな「温泉」「Run」「蕎麦」が揃った夏の「贅沢合宿」、堪能しました。
また来たいな。

あと、今度はやはり評判のいい小布施の「桝一客殿」という宿にも泊まってみたいです。





Profile

久保田真帆(クボタ・マホ)

MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター。ジュリアン・オピー、安部典子、長島有里枝、ブライアン・アルフレッドほか、国内外のアーティストをリプリゼント。ビジュアルアートの範囲にとどまらず広義のカルチャーシーンとつながるギャラリーを目指しています。アーティストマネジメントのほか、パブリックアートプロジェクトや展覧会企画、コーポレート・コレクションのコンサルティングなど幅広くコンテンポラリーアートに関わる毎日。http://www.mahokubota.com

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