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新美術世界 / MAHO KUBOTA

瀬戸内国際芸術祭2013が今週20日よりいよいよ開幕します。

広島市現代美術館の「路上と観察をめぐる表現史ー考現学以後」展を見るために少々早めに広島入りし、その後岡山経由でまだ見ていなかった豊島美術館を訪問しようと高速船に乗ったものの、あいにくの雨模様。
でも誰かが「豊島美術館は雨の時もまた別の良さがある」って言っていたっけ。

家浦港に着いて、バスの発車するまでの待ち時間のうちに駆け足で建設中の「豊島横尾館」を覗きにいきます。
ここは横尾忠則さんの作品を展示する館。建築は永山祐子さん。
開館は今年の夏、7月ですが、期待が高まります。

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家浦からバスに乗って豊島美術館をめざす。
バスの運転手の方は道すがらアート作品のある場所や撮影スポットに停まって説明してくれます。
美術館がよく見えるこの丘でも停まってくれました。

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この場所、3年前の夏に来た時はまだ建築現場で、晴れていたので向かいの棚田がすごく美しく見渡せました。天国のような場所だなあと思った記憶があります。

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美術館の入り口で元SCAIのスタッフだった齋藤さんのファミリーとまったく偶然バッタリと遭遇!
齋藤さん、昨年12月までSCAIでバリバリ仕事してたんです。
心機一転、福武財団にてステップアップを目指そうとここ豊島に移り住んだことは知っていたけど
まさかこんなにすぐにバッタリ会うとは。
お互いものすごくビックリしました。

↓ 齋藤ファミリーを代表して長男の太鍬(たすき)君に登場してもらいましょう

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嬉しいサプライズのあと、雨の美術館を訪問。
内藤礼さんの作品、建築は西沢立衛さん。
ようやく訪れることができました。
撮影禁止だし、実際に見るのが一番なので写真はありませんが
自分の心の音を聴くような、そんな空間です。

この日も雨でしたが沢山の若い人たちが訪れていました。
アートをまだ勉強しはじめたばかりの人たちがここを見るとどう感じるのかな。

私もまだアートの勉強をする前に、主に10代の頃ですが、ずっと忘れられないアートとの出会いがいくつかありました。MOMAで出会ったリキテンシュタインの「溺れる女」。原美術館で観た宮島達男の「時の海」。
名古屋のICAで観たボルタンスキーの個展。
これらが複雑に絡み合って今につながっていることを考えると感慨深いです。

アートを体験することが人生を変えてしまうこともある、
ということはきっと真実だと感じました。

それぞれ時間も場所も異なって個別に発生した物事がいつしかつながってひとつの流れ(ムーブメント)をつくってゆく。
豊島美術館、雨も良かったけれど、次回は是非晴れのときに観てみたいと思います。

あ、帰り、港へ降りる道を雨の中急ぎ足で歩いていたら声かけて車に乗せてくださった大阪のカップルの方々、その節は本当にありがとうございました!

Profile

久保田真帆(クボタ・マホ)

MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター。ジュリアン・オピー、安部典子、長島有里枝、ブライアン・アルフレッドほか、国内外のアーティストをリプリゼント。ビジュアルアートの範囲にとどまらず広義のカルチャーシーンとつながるギャラリーを目指しています。アーティストマネジメントのほか、パブリックアートプロジェクトや展覧会企画、コーポレート・コレクションのコンサルティングなど幅広くコンテンポラリーアートに関わる毎日。http://www.mahokubota.com

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