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新美術世界 / MAHO KUBOTA

road to RIO!

June 27, 2016

昨年の新潟での観戦に続き今年も日本陸上選手権の観戦に行ってきました、、

100回大会の今回は名古屋の瑞穂陸上競技場。
大会1日目&2日目はテレビ観戦していた感じだとかなり雨に降られた(なぜ日本陸上は毎年梅雨の6月なんだろう?)ハードな環境だったけれど、本日は快晴なり。

mizuho_ss.jpg

快晴の競技場って気持ちいい。なんか気分がアガルよね。

競技者についてあまり詳しくない(すみません)割に毎回観るのを楽しみにしているのがハードル競技、、、特に男子110ハードルが大好き。陸上の花=100mより「競技場で観る」のが好きかもしれない。
理由はハードルを飛ぶときのまるで銃声かと思うような音ね。これはテレビで観るのと目の前で観るのとはまったく違う鮮やかな感動を与えてくれる。
矢澤航選手、しっかりオリンピック代表を決めました。素晴らしい!

女子5,000mも大好きな競技、、、応援しているのは日本郵政の鈴木亜由子選手と関根花観選手。
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10,000mではワンツーだった二人だけど5,000mは尾西美咲選手が圧巻のラストスパートで4連覇!

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続いて男子 5,000m。
5,000mと10,000mというトラックの長距離レースを見ているとき必ず思い出すのが村上春樹の「シドニー!」の中の10,000m競技について書かれた次の一文。

「突然、爆発がやってくる。人々の間を魔術的な閃光が走る。あと三周、あるいは二周。何かがランナーたちに乗り移る。素晴らしい瞬間だ。そして彼らは矢のようにトラックを疾走し始める。」

まさに、ラスト2周、で「何かがランナーたちに乗り移る」瞬間の高揚感ときたら!
そしてラスト一周の鐘が鳴った瞬間、雷に打たれたようにトップのランナーたちが爆発的な力でゴールを目指す。
ラスト250m、最後のコーナーを回った時、いったい誰が一番なのか、そしてそこからゴールまでの短くも長い直線で魔法ような力に引っ張られ、力強く前に進んでいくのは誰なのか、、、

ということを想像しながら5,000mの場合はトラック12周半を固唾を飲んで見守るわけですが、最初の方の何周かは選手の皆さんは大変なのは言うまでもないのですが観ている方としては、周回の繰り返しがときにダンスの群舞ように、優雅に見えてくることがあって不思議。

5,000mにしても10,000mにしても或いは110mハードルや100mにしたって、トラック競技とは同じ号砲で一斉ににスタートした一群の誰が一番にゴールを切るかというだけのものすごくシンプルなゲームである上、圧倒的に美しい刹那の連続でもある。。。というのがダンスにも通じるところがあるのかな。

osako_ss.jpgのサムネイル画像

フォームの美しい長距離ランナー、といえば大迫傑選手。
4年前の10,000mの名試合は遠くバーゼルからネット配信で見ました、、、。
ゴール手前で佐藤悠基選手に千切られ、わずか0秒38差でロンドンオリンピックの切符を逃した大迫選手の
「負けてこんなに暴れるトラック選手見たことない」
七転八倒の悔しがる様子から今回の10,000m 5,000mの2冠までの道のりには、きっと想像を絶する苦しみ、葛藤や決断があったことでしょう、、、

おめでとう大迫選手! 
そして感動を与えてくれた選手の皆さん。
リオを楽しみにしています。

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Profile

久保田真帆(クボタ・マホ)

MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター。ジュリアン・オピー、安部典子、長島有里枝、ブライアン・アルフレッドほか、国内外のアーティストをリプリゼント。ビジュアルアートの範囲にとどまらず広義のカルチャーシーンとつながるギャラリーを目指しています。アーティストマネジメントのほか、パブリックアートプロジェクトや展覧会企画、コーポレート・コレクションのコンサルティングなど幅広くコンテンポラリーアートに関わる毎日。http://www.mahokubota.com

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