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新美術世界 / MAHO KUBOTA

その他滞在中に見た展覧会から。

照屋勇賢@ Josee Bienvenu Gallery

何と言っても展覧会タイトルがイイ!
「Earn A Lot of Money; No Need Send Any Letter; Send Money Home First, 」


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ずっとニューヨーク在住で活動する照屋さんのビデオインスタレーション作品。
以前住んでいた街はラテン系移民が多く暮らす場所で、その界隈で消火栓が壊れたか何かであふれ出た水が小さな川になって街の人が水遊びする中、紙で出来た小さなボートをその川に流して撮影した作品・・・

と以前ご本人に聞いたことがある。
生まれた島を離れて大都会でお金稼いで家に送って・・・というヴィヴィッドな人生を送る人々のコミュニティの中でずっと暮らして、
この船を水の流れに浮かべてみたとき、初めてそのコミュニティとの間に小さなシンパシーが生まれた・・・みたいなことをおっしゃっていました。

自分の生まれたところを離れて異国のコミュニティで暮らすアーティストのモノローグ。
のようでいて、その光景が鮮やかにイマジネーションの中に浮かんでくるようで、
私の中にも小さなシンパシーの火が点るような、そんな密やかだけど心に触れてくるような作風が好きです。

↓はビストルにサナギが出来てる作品。こちらも鑑賞者のイマジネーションを広げてくれる
 密やかで不思議な作品です。
 "Dawn" = 夜明けというタイトルも詩的。

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↓ Gladstone Galleryでは Banks Violette。

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今まであまり意識したことないアーティストだったけど、この展示みてグッと来ましたね。
なんだかグラマラスで危ういものがあるんだけど、
使用言語が洗練されているというか、ありがちな「屑」になっていないところがいい。

本人はこんな人らしい ↓
なんか納得。作品と本人のイメージがあってるよ。

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本人の人となりはともかく、

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とか

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などかなりイケてませんか?

ミニマルをリスペクトしつつ再編集し、21世紀的に綺麗にぶち壊そうってとこが好き。
久々にぐっとくるアメリカの若手(いや、73年生まれだからもう中堅か、)アーティストとして個人的に大注目です。

ああそういえば前に書いたLauren Nakadateも75年生まれ。ほぼ同世代。
私にとっては実にアメリカ的なふたり。


Peter Luger Steak House

March 10, 2010

突然ですが、ベタなトピックでごめんね。

だけどPeter Lugerには一度行ってみたかった!
肉好きだもん。
ニューヨークNo.1に美味しいと評判のステーキハウス。
ZAGATでも常にトップレーティングを維持する今や伝説のレストランです。
まさにミートラヴァーズ垂涎の殿堂。

知人(まあ、お客さんだ、)のツテでとある日のランチの予約を入れてもらいました。
実際に予約してくれたのはここの常連だというアーティストのエリック・パーカー。
日本ではTaka Ishiiさんがリプリゼントしてる、クールで幻想的な絵を描くペインターです。


ランチなので私以外の皆さんは軽めにチーズバーガーとか食べてたりして、

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うん、これももちろん美味しそうだけど、

やっぱりステーキ!

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月並みな表現だけど
外側カリカリクリスピーで中はジューシー。
参りました。
のお味。
T-ボーンステーキって結構油っぽいものだが、これは割合さっぱり。
とにかく肉の旨みが凝縮されていて旨いことこの上ないっ。

大満足・・・。

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こんなの頼む人もいたりして、

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私に連られてか写真を撮るエリックとギャラリーターゲットの水野さん。
水野さんのギャラリーは原宿にあるオシャレギャラリーです。

無理矢理ランチに乱入させていただき感謝!
です。


4ヶ月ぶりのニューヨーク。
主目的は秘密です。
単にアーモリーショー(アートフェア)を見に来たんじゃないのよー(一応ね、)。

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いつものようにJFKに着いてタクシーでマンハッタンを目指す。
いつものように通る殺風景な幹線道路の向こうになーんとなく鄙びた雰囲気の建物があって、
あれは実は私が数ヶ月だけ通った小学校なんです。
懐かしいな。
というか、よくもまあ、クイーンズのこんなラフな土地の小学校にうちの親はいれたもんだ(日本人学校や、もっと良い学校もあったと思う)。
ま、今思えばいろいろありました、チビの頃の初めての海外経験。

などと感傷にひたってるまもなく、着いたらすぐに打ち合わせ、夜はレクチャーでかけてその後ディナー、

翌日は知人と連れだって朝からアーモリーショーの会場に行ってみます。
Haunch of Venison New Yorkのディレクターの渡辺元君のおかげで正午すぐに滑り込むことができ、まだ空いている会場をゆっくり見ることができました。

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ばったりKAWSに会ってちょっとびっくり・・・といっても初対面でしたが。

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この日の夜は森万里子さんの新しいプロジェクトの発表会もあってそちらにも参加。
沖縄の宮古島に計画している壮大なプロジェクトについて説明する森さん。

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翌日はMOMAを覗く時間もありました。
ティム・バートンの彫刻(?)がお出迎えです。

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MOMAのホールには2005年に亡くなられた具体の代表的アーティスト、田中敦子の素晴らしいペインティングも飾ってありました。

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いろいろ仕事をこなし、夜は敏腕アートアドバイザーS氏が予約してくださった
Bar Boulud で食事。
ミシュラン三つ星Daniel Bouludが展開するカジュアルフレンチのレストランで、パテのアソートがものすごく美味しかった上、ワインも手頃で素晴らしいものを選んでもらって一同
大満足。
ここのお店の壁に飾ってある作品は売れっ子アーティストVik Munizによるものだとか。
リピート必至の素敵なレストランでした!


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Profile

久保田真帆(クボタ・マホ)

MAHO KUBOTA GALLERY ディレクター。ジュリアン・オピー、安部典子、長島有里枝、ブライアン・アルフレッドほか、国内外のアーティストをリプリゼント。ビジュアルアートの範囲にとどまらず広義のカルチャーシーンとつながるギャラリーを目指しています。アーティストマネジメントのほか、パブリックアートプロジェクトや展覧会企画、コーポレート・コレクションのコンサルティングなど幅広くコンテンポラリーアートに関わる毎日。http://www.mahokubota.com

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