アートプロデューサーの山口裕美さんの企画する「夜の美術館と現代アート茶会」というイベントに参加しました。
場所は静岡県は掛川市の二の丸美術館で。
天気に恵まれた週末なのでドライブがてら出かけました。
富士川SAのスターバックスで一休み。富士山がきれい。
掛川に行くついでにぜひ一度立ち寄ってみたかった蕎麦の名店、島田の「藪蕎麦 宮本」へ。
そのあと掛川の「事任八幡宮」へ。
古い歴史をもつ由緒正しい神社です。素敵な光に満ちあふれた美しい場所でした。
掛川に着いて、お茶会は夜。掛川城がライトアップされていてとてもいい雰囲気。
「夜の美術館と現代アート茶会」ですが、
まず「夜の美術館」というのは、開館時間が終了した消灯後の美術館の中で、懐中電灯をもって展示室を周り、作品を鑑賞するというもの。
普段の美術館のライティングとは違ったごくパーソナルな小さな明かりの中で鑑賞する日本画の作品などはなかなか新鮮な印象です。
そして、「現代アート茶会」。
茶室にうつります。今回3回目の「現代アート茶会」だそうですが、毎回アーティストを招いて茶会のためにオリジナルの茶道具を作ってもらうという趣向。
今回は名和晃平作の風炉先屏風がお目見えです。
茶会はちょっと幽玄な雰囲気?
茶懐石なので、点心も供されました。
内容は、
菜飯: 掛川初馬の月茂登女将実家のすずな、すずしろ
豚のにこごり: 掛川ポーク
卵焼き: 掛川上内田のさくら卵
天ぷら: 浜北のスナップエンドウ、ふきのとう
酢の物: 掛川のはっさく、掛川のほうれん草など
小吸い物: シラス真蒸 御前崎のしらす 梅干し、掛川の梅
と掛川とその周辺の味わい。素敵な趣向です。
掛川の皆さんの心のこもったおもてなしに感激しました。
名和晃平(右)とプラーブダー・ユン(左)。
プラーブダーはタイの作家で脚本家。現在日本に滞在して映画を撮っています。
バンコクで表千家の茶道を習っていたこともあり、とのことで着物姿は堂々としたものでした。
すっかり堪能したお茶会。実はちゃんとした茶会に参加って初めてで、ちょっと緊張したけれど、掛川の皆さんの趣向をこらした演出が素敵なとても楽しい茶会でした。
山口さん、掛川の皆様、参加させていただきありがとうございました!
2月5日の晩にはふたつの展覧会オープニングをハシゴしました。
その1。
東京都現代美術館で開催されている「装飾」をテーマにしたアニュアル展。
こちらにはSCAIからは塩保朋子、松本尚のふたりの若手アーティストが参加しています。
全体にとても見応えのある楽しい展覧会。
塩保朋子は 高さ6.5 x 幅3.5の紙の大作を展示しています。
紙をカッターでひたすら切り抜いていくという、言葉で説明すると単純だけど、途方もない時間の流れを感じさせる作品。圧倒感があります。
その後は銀座のBLD GALLERY にて
宮島達男「その人と思想」展。
「その人と思想」ってすごいタイトルですね。
こちらはBLDのキュレーションを担当されているファッションデザイナーの長澤章生さんがこのたびまとめたインタビュー集、「宮島達男 解体新書」(こちらも相当なタイトル!)
の出版記念展。展覧会の内容は貴重なドキュメント、写真を中心に。
今やLEDのデジタル数字のアートワークで世界のミヤジマとなった宮島達男がアーティストになるまで、そしてアーティストとしてどうやって世界の檜舞台で奮闘してきたか、を
まとめた熱い(暑苦しい?)インタビュー集です。
表紙の六本木ヒルズ、テレビ朝日に設置された巨大な数字のアートワークをご存じの方も多いのでは?
オープニングの後の二次会にはいつもの宮島さんの仲間が勢揃い。
スペインバルで立ち飲みの二次会ってのも結構楽しい。
元・水戸芸術館キュレーターの森司さん(今は東京都で文化プロジェクトに関わる)と
日比野克彦さん。
宮島さん(右から2番目)を囲んで結構夜遅くまで盛り上がりました。
ふたつの展覧会はいずれも4/11まで。ご興味あればぜひご高覧ください!
あ!
と気がつくともう1月最後の週で焦る。
1月はともかく走りまくってました。月間走行距離は250キロを超えて・・・
でもまずはG-TOKYO。
1/29にプレビューを迎えたこのアートフェアは六本木ヒルズの52階、森アーツセンターギャラリーで開催される、国際的にアートを紹介し続ける日本の15の現代美術ギャラリーによる新しいアートフェアです。
SCAIのブースのキュレーションは所属アーティストの名和晃平が担当しました。
若手アーティスト藤井秀全による発光ダイオートのライトアート。
こちら左手の発光ダイオードの作品はすでに「大御所」、宮島達男の作品。
右は名和晃平のグルーガンドローイング。
名和晃平のガラスビーズの作品(観音像にガラスビーズを貼り付けた彫刻)の向こう側には
アニッシュ・カプーアの漆の作品。
手前のふたつのペインティングはやはり若手の神馬啓佑の作品です。
にご協力いただいたのでスペース構成のクオリティも格段によくなりました。
ご提供いただいたヘルツォーク・デムーロンのスツールも大変人気でした。
会期中、アジアを中心に多くの海外のビッグコレクター達が来場したのが今回の一番の特徴。景気が悪いとは言われていますがセールスは全体に好調で、今までにないプロジェクトタイプの展示の評判もよく、今後の展開が楽しみなフェアのスタートとなりました。
一方1月31日には新宿ハーフマラソンに出場。
日差しのあたたかい快晴、風もなく絶好のレース日和。
今年の「東京マラソン」の抽選に残念ながらはずれてしまった私としては、このハーフマラソンが今シーズンの一番の目玉のレースとなりました。
12月あたりからの走り込みは真剣そのもの。
トレーニング内容も坂ダッシュやスピード練習もほどほどに取り入れて、自分なりに記録更新をはかったのですが、さて成果はでるのか?
5,000人が新宿の街(実際は四谷あたりから明治通りまわって外苑、だけど)を駆け抜けるこのレースはさすがに華やか。
スタート前、予想タイムごとに整列するのですが、ちょっと緊張してるかな。
早くスタートしたい気分。
スタートすると噂には聞いていたけどいきなりノロノロの渋滞。
しょうがないです。5,000人も走ってるし、公道をあけてもらってるとはいえ、コースはところどころ狭くなってるし。
外苑東通りを赤羽橋まで行って折り返してもどってくるあたりでようやく渋滞がちょっと解消。ここから本来のペースで走る。
普段は走れない道路の真ん中を走るのは本当に気持ちがいい。
以前走った谷川真理ハーフマラソンは男女別でしたが、こちらのレースは男女混合なので、それも面白い。さすがに男性は全体にペースが速い。
でも時々女性でそんな男性群の中を軽々と「すーっ」と行ってしまうランナーもいたり、
一方自分と同じくらいのペースのランナーを見つけてちょっと競ってみたり、
淡々と走ってるだけの普段のランニングと違ってレースってやっぱり楽しい。
でも、もちろん真剣に走るので苦しいけど。
とはいえハーフは21キロ走れば終わるので、最後、ゴール前ダッシュもかけて、
嬉しいことに前回のハーフの自己記録を3分近く縮める好記録が出ました。
来年は東京マラソンの抽選当たらないかな−。
今年は走る皆さんを応援したいと思います!
このところずっと欲しくて気になってたランニング・ガジェット
GARMIN フォーアスリート 405
欲しいけど結構高い・・・し、へなちょこランナーの私がこんなものハイレベルなギア、持ってていいのか?
迷ったあげく、12/13に国立競技場で開催された10キロレースで目標タイムを達成したら、
えーい自分へのご褒美に買っちまおう!
などと考えていましたが・・・。

甘かった。
ベストタイム更新できず。
いったん諦めかけたところ、そのガッカリぶりが珍しくシオらしく映ったのか
クリスマスプレゼントにいただいてしまいました。ありがとう、嬉しい!
早速これを腕にして、家から皇居までランニング。
いきなりすごいです。
これ、ただのランニングウォッチに見えるけど、実のところは腕に装着するGPS。
こいつを腕につけて走るだけで、何キロ走ったか、今どれくらいのスピードで走ってるかがわかる。
もちろんこれまでも、ipod & NIKE+でだいたいのところはわかってたつもりだけど、NIKE+はGPSでなく、平たく言うと「万歩計」なので長い距離を走るとどうも誤差が激しくなる。
でもこっちはかなり正確な上・・・

走った後にコンピュータにリンクして、走った軌跡や距離、速度その他がレビューできる!
へなちょこランナーなのは変わらないけどなんだか一気に進化した気分・・・。
この冬はこいつと一緒に走ります!
あっと言う間にあと残すところ24日、25日の2日間となってしまった、韓国の気鋭のアーティスト、
チョン・ジュンホのSCAIでの初個展、「BLESS YOU」。
実に壮大な展覧会なんです。
一瞬ぎょっとするかもしれないけれど、これはかの有名な「弥勒菩薩像」を引用し、新しい解釈を加えた作品。
揺るぎのない強いメッセージと素晴らしい木彫のテクニックについつい見入ってしまいます。
映像アニメーションの作品も素晴らしい・・・下は映像のワンシーン。
北朝鮮の50ウォン札の中をヘリコプターが飛来し、何事かが始まる予感・・・。
再生を夢見るミイラが覗く本の中には十字架に貼付けられたキリストの姿の映像が・・。
という具合に謎と思索に満ちた、展覧会。
第一回シンガポールビエンナーレなどで、以前から作品は知っていたものの、ジュンホに初めて会ったのは今年の4月。
すぐに展覧会を一緒にやることを決めましたが期待以上の力作を作ってもらって感激しました。スケールの大きな、深いコンセプトを秘めた実力派アーティストだと思います。
そんな彼の素顔はこんな感じ。オープニングの2次会での様子です。
礼儀正しくて、誠実で、男らしくて、森美術館の「笑い展」に参加していた時には皆に
「ヨン様」と呼ばれていたそう。確かにね。
ちなにに横に座ってるのは展覧会準備で大活躍してくれたSCAIのユカちゃん。
ジュンホの後ろのグループはオープニングのためにわざわざ駆けつけてくれたコリアン軍団。
2次会でいろいろ話をするうちに意気投合した来日中のドイツ人アーティストの
オリヴァー・コフタ・カルレイネン。
二人揃ってなんかちんまりとヘンテコな座り方・・・と、なんのこっちゃ、のポーズ、ですが、
オリヴァーは今、森美術館のMAMプロジェクトで奥様のテレルヴォ・カルレイネンと展覧会開催中。
奥さんとユニット組んでアート活動やってくのは大変だよー。なんて言ってたけど、
こんな綺麗な奥さん、いいじゃないですか!ねー。
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ま、不平言うのが芸風なんだな。
脱線しましたが、そういや結局この夜も日韓対抗(そして約一名ドイツ人オブザーバー)
カラオケ大会で幕を閉じたのでした。
カラオケが特に好きというわけじゃないけど、最近外国のアーティストが来るとこっち方面に行っちゃうなあ。うーん。