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Nippon ArtNext

September 26, 2010

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神宮外苑に忽然と現れた京都造形大学の外苑キャンパスで開催中のイベント、Nippon ArtNext のシンポジウムシリーズのひとつである「名和晃平x小谷元彦x小崎哲也x後藤繁雄」対談を見てきた。

名和さんと小谷さんが「彫刻」を追求し続けるアーティストであるため、テーマは「彫刻の未来」。
11月に森美術館での個展を控える小谷さんに来年6月に東京都現代美術館での個展を控える名和さんの二人の対談ということもあって大変質の高い深い内容の対談を聞くことができて清々しい思いで帰ってきた。
モデレーターの小崎さんの話運びもうまい(二人の活動や発言をきちんと追っていらっしゃるのがポイント)。
イベント全体をディレクションしている後藤さんならではの人選も光ってる。

対談の中では小谷さんが挑み続けてきた「日本の近代彫刻の問題点」の話、グローバルな視点で語る90年代初期からの彫刻の流れ、「もの派」の考え方と今の彫刻の接点、スペクタキュラー感とその違和感、彫刻の表皮の問題など興味深いトピックが語られ、アートを捉え直す意味でのいいワークアウトになったように感じる。

実はこの前夜、大庭大介と小牟田悠介の二人の二十代ペインターと話したアートの現状や、新しいペインティングの可能性のトピックとも重なるところがあり、今アートの表現は本当に転換期に来ているんだな、と実感する貴重な一日でもあった。

にしてもこのシンポジウムの会場のやりたい放題のインスタレーション(といっていいのか?)には度肝を抜かれたというか、うーん、なんというか、ま、楽しくていいんじゃないでしょうか。
明日からの4日間にも気になるアーティスト参加のイベントが連続しているようです。

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Profile

久保田真帆(クボタ・マホ)

谷中の現代美術ギャラリーSCAI THE BATHHOUSE のディレクター。
宮島達男、ジュリアン・オピー、名和晃平など担当アーティストのマネージメントのほか、
パブリックアートプロジェクトや展覧会企画、国内外のアートフェアでのアートディーリングなど幅広くコンテンポラリーアートに関わる毎日。


http://www.scaithebathhouse.com/

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