Transit Branding Studio

ニューヨークやロンドンといった世界的な都市と並ぶ東京を象徴する街「丸の内」にトランジットジェネラルオフィスのフラッグシップレストランとしてオープンした「UPPER」をトータルプロデュース。

創業20周年を迎え、レストランでしかできないクリエイティブ表現によって心揺さぶる食体験を作り上げます。 “TOKYO NEW CLASSIC RESTAURANT”をコンセプトとし、国際色豊かなこのエリアの美意識や感性と共鳴しながら、地域にダイナミズムをもたらすだけでなく、これからの都市の楽しみ方や現在進行形のカルチャーという付加価値をインストールすることで、 時代の気分を先取りしながら、進化を続ける東京の新しいクラシック(最高水準)を表現しました。

店内インテリアを担当したのは、オーストラリア・シドニーを拠点に、世界的に活躍するデザイン事務所「Luchetti Krelle」。“静寂と活気”をテーマに、2層ある店内を、相反する要素を対比させた創造的な料理に相応しい洗練されたステージを作りあげました。9階は“静寂”をテーマに、都会の喧騒を忘れられるような落ち着きのある自然素材とダークカラーを基調にした静謐あるエレガントな空間に。一方10階は“活気”をテーマに、太陽の光が降り注ぐ明るいテラスへと続く開放的な空間を活かし、上質でありながらもモダンで軽快な印象に。
二つの異なる世界を内包する空間は、ゲストにくつろぎと高揚感をもたらします。